私が大学卒業後、就職した鳴海が丘幼稚園が創立60周年を迎えられました。その式典に来賓としてお呼び頂き、さらに大村知事と同じテーブルでという大変名誉な場を頂戴しました。すでに学園長先生はお亡くなりになられましたが、奥様の副園長先生、息子さんが後を継がれて園長先生でご活躍、さらにあの頃一緒に努めていた同僚の皆様ともお会いし、楽しいひと時を過ごしました。
ご挨拶もさせていただくこととなり、幼児教育者として成長させていただいたことをお話しました。園長先生の隣の部屋ですぐに飛んできてご指導くださったこと、1年で悲鳴を上げた私に「うちの幼稚園が一番教育内容に優れているので、もう1年頑張りなさい。」と言われたこと等々。私の幼児教育者としての原点は、ここで育てられたのだと改めて実感しました。
この伝統ある幼稚園で勉強できたことに感謝ですし、この幼稚園に勤めたからこそ、議員として幼稚園園長としての今の自分があります。自分の園でも先生たちに、「1年経つと担任そっくりの子どもになる。普段の言動・行動を子どもたちが引き継いで良いかどうか、と自分を反省しなければならない。」と伝えています。それを自分にも置き換えて、次の世代に繋げていかなければと思いました。